ののかブログ! 2021年8月某日、都内某所。
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お客様からたくさんのお褒めの言葉をもらった3連勤。
清々しい気持ちで最後のお客様をお見送りする。
その扉を開け、手を振り、姿が見えなくなるまで見送る。
いつものお見送りをするはずだった。
のに!
お客様が部屋を出て手を振った瞬間。
「ジジッ」
「ブブブッ」
「バサバサッ」
ヤツがすぐそばにいたのだ。
私は間髪入れず、その扉を思いっきり閉めた。
なんとか叫び声を「うわっ!」とか「ぎゃっ!」じゃなく、「きゃっ!」と可愛い反応ができたのではなかろうか。
まぁ、そんな、叫び声をどうしようとか考える間もなかったんだけど。
扉を閉めたが、どこにいるか見失ってしまった。
音は聞こえない。
「え?セーフ?入ってこなかった?」
今年一番の動悸のなか、息を殺して姿を探す。
やっぱいるよねー。
玄関のアルコールスプレーの横に黒っぽい物体。
セミ。
北海道出身の私にとって、セミはGと同等なんです。
子供の頃、見てこなかったんだから。
「シャワー入ったりしたいのにー。」
「後片付けもあるのにー。」
「そもそもそこにいられたら、あたし帰れないじゃん!」
そんなことを思いつつ、刺激を与えないよう距離を取り、後片付け&スタッフさんに連絡。
すぐにシャワー入りたいけど、シャワー音でヤツの動く音が聞こえなくなるのは恐いので、先に自室の片付け。もちろん扉は閉ざす。
数分後、スタッフさんが駆けつけてくれて、玄関で「うわっ!なんでまた入ってくる!出てけ!」
と。
注意喚起したのに、やっぱあの動きには驚かされるよね。
ごめんね、恐くて部屋の扉開けられなかったよ。
無事追い払ってくれました。
T様、ちゃんとお見送りできなくてごめんね。
追い払ってくれたスタッフさん、ありがとうございます。
そこのあなた、気をつけて。
その扉を開けたとき、彼はそこにいるのかも。
余談ですけど、今日、2回夢を見たんだけど、どっちもヤツが出てきました。
夢が続くなんてはじめてだわ。
少しは涼しくなりました?笑